お墓を建てる際の最初の費用【永代使用料の解説】

お墓のこと

今回の「お墓オンライン」では、お墓の費用明細「永代使用料」について解説します。

前回解説した、以下のお墓の分類をベースにして見ていきましょう。

お墓を建てられる場所
  • お寺(寺院墓地じいんぼち
  • 民営墓地(いわゆる霊園れいえん
  • 公営墓地(こちらも霊園れいえん

お墓購入時の初期費用

さて、この3つのカテゴリー、どの墓地であっても、

「敷地を使わせてもらうための権利料」

が最初に必要になります。

これを「永代使用料えいたいしようりょう」と呼びます。

永代使用料は60万円〜70万円

永代使用料とは、住宅に例えるなら土地代のようなものです。

敷地の大きさに応じて値段は上下します。

また必要になるのは最初だけで追加費用などはかかりません。

この永代使用料の相場が60万円〜70万円です。

【実例で見る】墓石の価格相場・石材の種類・選び方のイロハを解説!

お墓にかかる総額のうち、永代使用料が3〜4割くらいを占めるイメージと言って問題ないでしょう。

永代使用料のランキング

この永代使用料の値段は、お寺と霊園で以下のように差が出るのが一般的です。

永代使用料のランキング
  • 最も高いのが寺院墓地
  • 次点が民営墓地(霊園)
  • 最安が公営墓地(霊園)

この永代使用料のコスト差についても、寺院墓地と霊園の重要な選択基準であると言えます。

永代使用権が大前提

このように、お墓を建てるにあたっては、まずは「永代使用権」を得ることから始まります。

その上で、確保した敷地の上に「墓石」を建てていく流れが一般的です。

永代使用料と墓石の関係

ただ、「墓石」といっても、普段あまり接することがない情報ではないでしょうか。

次回の「お墓オンライン」では、その辺りを見ていきます。

他のトピックに進みたい方は、以下の目次からタップして飛んでください!