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この記事は「お墓オンライン」が提供する「お墓のやさしい解説」シリーズです。ライフ・エンディングの考え方について、全編を読むことで体系的に理解できるように構成している特集記事です。
今回の「お墓オンライン」は、「海外での散骨」を解説します。
散骨は、ハワイやグアムの海原でもできます。
割と現実的な費用で可能な上、年忌法要も毎回ハワイで追悼クルーズというスタイルも可能です。
海外での散骨事情を詳しく見ていきましょう。
海外でも散骨は可能
あらためて、散骨は海外でも可能です。
日本と同じように火葬文化が根付いている国に限られますが、例えば、アメリカでの散骨は可能です。
散骨をハワイで
中でも、ハワイやグアム沖での散骨は、故人の生き様を象徴できるライフエンディングとして注目を集めています。
遺族が行う法要も「追悼クルーズ」という形式になり、毎回ハワイ沖で年忌法要。
供養のスタイルは従来の形式にとらわれることなく、今や自分たちらしさを実現することができる時代です。
ハワイ散骨のプランはおよそ20万円から用意されています。
ハワイで散骨の雰囲気
ハワイでの散骨の雰囲気は、まずはドレスコード(服装)から異なります。
セレモニーの際は日本の喪服ではなく、ハワイの正装、すなわちアロハシャツでの参列です。
乗船前には「レイ」を着用。「レイ」はハワイで1000年以上前から儀式で祀られるものです。
そしてセレモニーではハワイの神聖なお祈り「E ho mai」が吟じられ、バックグラウンドではウクレレ奏者が故人を供養しつつ音楽を奏でます。
セレモニーの所要時間は、1時間程度のケースが多いでしょう。
日本人スタッフの同行
出国から現地の諸手続きやセレモニーまで、海外散骨の全てをエスコートしてもらうプランもあります。
安心感はもちろんのこと、喪主としてのお役目に集中できる点でも大きなメリットがあるサービスです。
委任散骨もできる
海外散骨が、故人の生前の希望だったとしても、遺族にとっては様々な事情で現地に赴けないことも多いかもしれません。
そのようなケースでも、「委任散骨」にすれば、自分たちは参列しなくても、全てお任せで執り行なってくれます。
出張引取り
委任散骨の場合は、自宅まで遺骨を引き取りに来てもらえます。
その後も連絡を取り合うだけで、散骨後は散骨証明書も郵送で返信してもらうことも可能です。
オンライン散骨で参加できる
海外散骨のセレモニーには、オンラインでも参加できます。
例えば高齢の方などが、現地の様子をドローンを使ったライブ映像などで見ながら、故人の旅立ちに日本からリアルタイムで立ち会うことも可能です。
粉骨からお願いできる
散骨をする場合は、遺骨はパウダー状にする必要があります。
別途、粉骨業者などに依頼するのが通常ですが、この粉骨も、海外散骨を行っているレベルの会社であれば、自社で請け負ってくれるケースが多いため、遺族にとっては余計な手間が省けます。
ハワイ散骨のエピソード
実際の散骨経験者のエピソードも参考にしてください。
ハワイでの散骨のエピソード海外散骨の費用
主なプランを例に、具体的な値段を見てみましょう。
小型クルーザーでハワイ散骨の費用
10名以下の専用貸切クルーザーのプランで20万円前後
中型クルーザーでハワイ散骨の費用
30名ほどの貸切で30万円程度
高級クルーザーでハワイ散骨の費用
小型の高級クルーザー貸切で40万円ほど
ハワイに委任散骨の費用
委任散骨は、「シーセレモニー」社のプラン例で13万円ほど
その他の散骨スタイル
最後にもう一歩、散骨の視野を広げてみましょう。
散骨は、今や宇宙でも可能です。
地球を周遊し、大気圏で燃え尽き、輝いて終わるスタイル。
または、月面に散骨し、月に生まれ変われるスタイルなどなど。
費用も30万円ほどから可能です。
次回の「お墓オンライン」は「宇宙散骨」について解説します。
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